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食事で気をつけることはありますか?

今日春の健診で、もともと細めの方で、さらに昨年より体重が減っている方がいらして、ちょうど少し時間があったので、お話ししていました。

 

よくご質問いただくことの一つに、

 

『食事で気をつけることがありますか?』

というのがあります。

 

私はいつも、

”食べたい時に、食べたいものを、食べたいだけ食べてください”

と言うのですが、

 

皆さんそれを聞くと、

「えっ? いいんですか??」

とびっくりされます。

 

それで、いいんですよ、と言うと、

「え、でも・・・・・・」 とおっしゃいます。

 

”食べたいものを食べて、美味しいなと感じて、

 食べた後も調子が良ければOKです。

 

うわー、美味しかったけど胃もたれしちゃった、

だったらそれは多かったんだな、と消化剤でも飲んでください。

時々私もやってしまいますから(笑)。

 

その時良くて、後も良ければ大丈夫です。”

 

”食べたくないものを、健康にいいと聞いたから、とか、

食事の時間だから、とか、栄養バランスが、とか、一日3食、とかいう理由で無理に食べないようにしてみてください。

 

そういうことを全然気にしないで、何食べたいかな〜?

と自分に聞いてみて、

アイスクリーム、と出てきたらアイスクリームを食前に食べてOKなんです。それでお腹がいっぱいだったらあとは食べなくていいんです。

 

無理に食べると消化にエネルギーを使うので余計に疲れてしまいます。

何より、自分の身体がその時に必要としていないものや、合わないものを入れると、身体は排除しようとするので、吐き気がしたり、嘔吐したり下痢したり、ということになります。

 

これは食べ物だけでなく、薬やサプリも同じ。

それに、会う人、着るもの、見るもの、行く場所・・・全てに言えることなので、

何となく、こうした方がいいんじゃないかな?という自分の感覚に合わせていくと良い状態になるようになっているんですよ。”

 

とお話ししています。

 

痩せている方は特に周りから心配されて食べろ食べろと言われいたり、ご自身も心配になって一生懸命食べようとしていたりして、それが緊張に繋がっていることもがあります。

 

今日お会いした方も、

「やっぱりそうなんですね。

食事も食べたくなかったら、食べなくていいんですね」

とすっかり笑顔になられていました。

 

笑顔になるとリラックスしてわーっと顔色が良くなります。

全身に血液が回り始めた証拠です。

 

リラックスして副交感神経を優位になると血流が良くなり、胃も腸も動き始めます。そうするとお腹がグルルルっと鳴ります。

 

それが食べていいよ、というサインです。

 

 

そうそう、前に書いているかもしれませんが、

 

何年か前ですが、”吐き気がする”という症状で漢方外来に来られていた患者さんがいました。

いろいろ調べたけれど胃も腸も異常なく、他に病気もないので、漢方薬を試していました。

 

でもいっこうに症状が改善せず、色々上のようなことをお話ししていたら、

「あ〜〜、テレビで豚肉が体にいいと言っていたので、豚肉嫌いなんですけれど頑張って食べてるんです」 と、その患者さん。

 

”あ〜〜! だったら一度やめてみてください” と私。

 

そして、次に来られた時、

 

「すっかり吐き気がなくなりました。漢方なしでも大丈夫です!」

と。

 

そしてその方はその後職場も退職され、他の症状も全くなくなって、今は別の職場で元気にしていらっしゃいます。

 

 

 

食べたいものがわからない(やりたいことがわからない)、という方もたくさんいらっしゃいます。

そういう場合は、とにかく無理して食べているもの、(無理してやっていること)を一つやめてみるのが、第一歩です。

 

 

小さなことでも、1つ変わると、バランスが崩れます。

 

嫌なことをやめていくと、だんだんと好きなもの、やりたいことが見えてきます。

 

”自分に合わせる” それが一番です。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

愛と感謝をこめて

 

アクアレインボー

辻井千恵子