
東京は雪のようですね。
1988年、東京の大学を卒業して奈良に引っ越す前、桜🌸が満開の4月はじめに雪が降ったのを思い出します。
今回のブログは医学的観点から。
北海道は2月28日から3月19日まで緊急事態宣言がでていたので、本当にみんなぴたっと、動かないようになりました。
私が勤めている病院でも、病院長から職員全員に会合会食の自粛、十勝管内からの移動の自粛要請が出ました。
帯広は札幌まで200kmの距離。
私もすでに2回の札幌行き、オホーツクへの旅行、東京行きもキャンセルしていました。
2月の時点で、北海道全体の感染症指定病院の病床数は94床。(現在は250床のようです)
もちろん北海道の人口は札幌市で200万人、全道で530万人くらいのようで、もちろん東京や大阪に比べて少ないのですが、人口は少ないとはいえ、街に人が集中しています。
そしてこの広大な地域に100床もない??
ベッドを増やしたとしても、常に医師不足の北海道。帯広にも札幌からパートで医者が来ている状況。どうなるの?
PCR検査を増やした場合、すぐに感染症指定病院の病床が埋まってしまうのは容易に想像できるため(*)、重症者の病床確保のため軽症の方にはじっとしていただき、経過を見るという方策がとられていました。
緊急事態宣言が出ていた3月はじめに十勝も大雪が降り、高速道路通行止め、JRが運休、帯広空港も閉鎖という時がありました。動きを止めるための天の計らいと感じました。
みんなが一斉に動きを止めたことで
3週間の緊急事態宣言のあと明らかに感染症数は減りました。
どうなっていくのか結果が出てくるまでに2週間かかります。
北海道の状況は↓
https://stopcovid19.hokkaido.dev/
北海道の緊急事態宣言は解除されましたが、全国的には感染が確定した方の数は増えており、4月に人の移動があり、移動の自粛も解かれたらまた増えるのか?? 感染予防策は続けられ、移動や会合の自粛も引き続き行われています。
しかし、当初の予想ではもっと増えると思っていたら意外に少ない。というのが実感。集団の発生があるものの。。
報道と実体の解離に気持ち悪さを感じていたのですが、
海外の地域でも感染者が急増している地域もあるし、地域差がすごくある。
そこで入ってきた情報が↓
http://agora-web.jp/archives/2045075.html
もとの情報は
https://www.jsatonotes.com/2020/03/if-i-were-north-americaneuropeanaustral.html?m=1
日本の感染症指定病院の病床数はこちら
https://www.stopcovid19.jp/?fbclid=IwAR2KXHwA3HS1MJeMykSM5UEEoB1GSUjnUJp8VtAGEV1aIE0g1dg-pHC2A38
世界の今の状況を把握するには
https://www.worldometers.info/coronavirus/
そして、
地域の感染者が少なくなった場合、さあ、動いていいのか動かない方がいいのか?
今とても必要を感じているのは、すでに感染したかどうかを調べる抗体検査のこと。↓
https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0553.html
ということで、
地域で感染者が増えたら一斉動きを止めるのは絶対に必要。
3週間くらい、辛抱強く。
アメリカ、ヨーロッパの状況と日本は明らかに違う。
冷静に。
マスコミに振り回されないこと。
国内でも地域によって状況が違うので、
感染者が減っているところでは抗体検査ができるようになったら検査をしてみんなが本当に安心して動けるようになったらいいな。
日本でも、世界でも、立ち直れる地域から立ち直っていくことが大切。と思うのです。
(*)について
新型コロナウイルス感染症は、1月末から"指定感染症"に指定されているので、現時点ではPCR検査で確定した場合は感染症指定病院に全員入院(陰性になるまで)しなければいけません。
現在のところ
PCR検査陽性者のうち
80%が無症状から軽症
20%が入院が必要
5%が集中治療室での治療が必要
ただPCR陽性の80%の軽症者のうち75%にCT検査で肺炎像が見られるとのこと。
また軽症でもウイルスを排出している量は変わらないようです。
誰でも感染する可能性があります。
うつらない、うつさないようにすることは大切。
感染すること自体が悪いことではないので、自分を責めない、人を責めない。
自分にも人にも優しく😊
みんながお互いに協力していくことが大切ですね😊🌸
いつもありがとうございます😊
愛と感謝をこめて💕
アクアレインボー
辻井千恵子
コメントをお書きください